消化器内科
消化器内科
当科は、上部・下部消化管疾患(副院長:仲川)ならびに 肝臓・胆道・膵臓疾患(内科主任部長:藪さこ)を中心とする消化器疾患に対して、常勤医9名の体制で検査・治療を行っています。
消化管部門では、年間7400例の内視鏡検査を施行しており、止血術・早期がんに対する内視鏡的切除(ESD)・胃ろう造設術(PEG)・ERCP関連処置・大腸ポリペクトミーなどの内視鏡治療症例も多数含まれています。 特に早期がんにおける ESD に関しては、開発初期の段階(2003年)よりいち早く導入を始め、その後の症例の蓄積を重ねて参りました。また、無痛内視鏡や経鼻内視鏡などの患者に苦痛を与えない検査方法も積極的に導入しています。
研修医の方々に対しては「上部・下部消化管内視鏡の到達目標項目」を定めております。
また、肝臓領域に関しては、急性期ならびに慢性期の肝疾患に対して専門性の高い診療を提供しています。
すなわち、エコー・CT・MRI・腹部血管撮影といった画像診断、および肝生検による組織診断に加え肝がん治療として肝動脈化学塞栓療法(TACE)やラジオ波焼灼術(RFA)等の治療も多数手がけています。また、ウイルス性慢性肝炎(B型・C型)に対する抗ウイルス療法についても、専門外来を設けて個々の患者に応じた治療を行っております。
これらの消化器疾患は緊急性を有する場合も多く、救急外来を含めて24時間体制での診療体制が必要であり、地域の開業医の先生とも密接な連携をとりながら、専門的診療を提供できるよう心がけています。
部長紹介
専門分野は肝疾患全般。特に慢性肝疾患・肝細胞癌の診断と治療。スタッフとともに抗ウイルス療法・肝細胞癌の治療を積極的に行っており、多数の経験を有しています。
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専門分野は消化管全般。特に上部・下部内視鏡の診断と治療。食道静脈瘤・早期胃癌・大腸ポリープなどの疾患に対する内視鏡治療も積極的に行っており、多数の経験を有しています。
仲川 浩一郎
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