緩和ケア科
緩和ケア科
これまで「緩和ケア」のイメージといえば、”終末期がん”を扱うものでした。しかし最近は、”がんと診断されたその日から”がん治療と併用するものという考え方が一般的です。
闘病中の痛みや呼吸困難、倦怠感といった身体的な苦痛や、気持ちの辛さなどの精神的な苦痛は、患者さんのがん治療に対する負の要因となりがちです。
そこで緩和ケア科では、このような全人的苦痛(身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな苦痛)に対してできる限り対処し、患者さん自身が、がん治療そのものへ積極的に取り組める”QOL(生活の質)向上の提供”を目的としております。
また入院医療においては、先述の症状緩和のほか、看取り、レスパイト、在宅緩和医療のサポートも多職種で協力しながら行っております。隔週金曜日の午前には、非常勤ではありますが精神科医のリエゾン診察も行われております。
もしがんと診断されたら、がんと診断した患者さんがいらっしゃっいましたら、当科へご相談ください。
部長紹介
緩和ケア科部長 大場 一輝
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消化器内科主任部長 藪さこ 恒夫
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