当院・整形外科 診療顧問 寺浦 英俊医師、医長 山本 耕平医師が「第69回日本手外科学会学術集会」(2026/4/9-10)で発表を行います。
また、寺浦 英俊医師は、同学術集会の「一般演題14:橈骨遠位端骨折2」でも座長を務めます。
(詳細はこちらで。)
O53-3 CT冠状断像での橈骨遠位端尺側部の形態の検討
A Study on the Morphology of the Ulnar Aspect of the Distal Radius in the Coronal Plane
寺浦 英俊、山本 耕平
橈骨遠位端関節内骨折の治療では掌側月状骨窩(VLF)骨片や背尺側骨片(DUF)の重要性が指摘されている。
術後の手関節CT画像で橈骨遠位端尺側部の形状を計測した。掌尺側の弯曲部の横径が大きいと尺側へのVLP
設置が難しくなり、背尺側部の横径が大きくなるとDUFへロッキングスクリューを挿入するのが難しくなる。
Tolat type C、Dではsigmoid notchの弯曲が大きくなるとスクリューの関節内穿破が生じやすく注意が必
要である。
OD04-2 Dual Loc Radii VF システムのロッキング不良発生率と治療成績
Incidence and treatment outcomes of locking failure with the Dual Loc Radii VF System
山本 耕平、寺浦 英俊
橈骨遠位端骨折に対しDual Loc Radii VF システムを用いて治療を行った38例のロッキング不良発生率、
治療成績を報告する。ロッキング不良は3例であった。可動域の健側比は背屈92.8%、掌屈85.1%、
回内98.7%、回外96.0%、握力79.4%であった。Mayo Wrist SoreはVF Rim群で平均91.7点、
VF群で89.4点であった。ロッキング不良の一因は技術的な問題があった可能性がある。
スクリューの適切な挿入に多軸型機構は有用であった。