横山病院は昭和17年に医療保険法による病院として設立し長きに渡り地域医療を担ってきました。平成8年より医療法人橘会が運営し、平成12年介護保険制度スタートと時を同じくして介護サービスを含めた横山病院グループとして再出発しました。そしてこの度令和元年11月に大阪府の管轄では初の介護医療院 横山病院として認可されました。いわゆる「治す医療」から「支える医療」へのパラダイムシフトを形にしたのです。常に時代の変化とともに変わる人の変化、社会的ニーズに応じた医療を考え、地域に暮らす方のための医療ニーズに対応した入所環境を提供しています。

介護医療院 横山病院の入所療養機能のひとつとして看取り・終末期医療を必要とする方の「生活の場」としての入所があり、さらに在宅介護をできるだけ無理なく続けられるよう介護者家族の方の負担を軽減するレスパイト機能としてショートステイ（短期入所療養介護）があります。また必要に応じ一定期間の入所を経て再び自宅で療養をご希望される方については生活相談員とケアマネジャーが連携し、安心して在宅復帰できるようサポートします。必要に応じて入所中に関わったリハビリテーション専門職、看護師、介護士、管理栄養士等が本人、ご家族様への指導や助言を行います。また退所後に関わる専門職と十分に連携しシームレスなサービスを提供しています。

外来診療を中心に病状や身体状況に応じて、往診や在宅診療へのスイッチ。訪問看護ステーションとの連携により24時間365日緊急時の対応が可能となります。また身体状況やニーズに応じ通い、訪問どちらでもリハビリテーションの提供が可能です。南大阪では数少ない管理栄養士による居宅療養管理指導は利用者様、ご家族様にたいへん好評のサービスです。訪問介護には胃ろうからの食事提供、喀たん吸引ができる認定特定行為業務従事者が在籍し、看護師かご家族様でしかできない医療的ケアを行っています。このように医療に強い多種多様なサービスを提供しています。
介護保険制度、在宅療養における扇の要である居宅介護支援事業所が同敷地内に1事業所、寺田町に1事業所あります。ケアマネジャーは、介護福祉士、社会福祉士、歯科衛生士、看護師と基礎資格が様々。ケアマネジャーの上級資格である主任介護支援専門員は2事業所で計6名在籍しています。
また理学療法士を配置し、運動機能向上、介護予防に特化したデイサービスや個別ケア、認知症ケアを特色とした地域密着型通所介護も運営しているため、どのようなニーズを持った方にもご満足をいただけるサービスを提供しています。