施設長より　施設長 谷口 和久

　介護老人保健施設の使命は「地域に根ざした施設であること。また在宅生活支援の地域での拠点となること。」であると考えます。

　この観点から介護老人保健施設たちばなグループは入所となる「介護老人保健施設たちばな」と「在宅事業」の2本の柱から構成されています。

　2018年（平成30年）介護老人保健施設（以下、老健）に「超強化型老健」が設定され、老健の機能として「在宅復帰」という要件がより重要視されるようになりました。

　老健の特徴は医師・看護師・リハビリスタッフ・介護職員・管理栄養士・相談員・薬剤師・ケアマネジャーなど多職種がチームとして連携、協働してご利用者様の「今」と「これから」をご利用者様ファーストの考え方である「パーソンセンタードケア」で考えていくことです。

施設長　谷口 和久

　ご利用者様の「今」「これから」を考えるとき、老健たちばなの強みは充実したリハビリテーション体制を提供できることで、これまで以上に「在宅復帰への橋渡し」を担っていきたいと思います。

　もちろん、在宅復帰後も、たちばなグループ在宅部門の居宅介護支援センター・ケアプランセンターで相談、支援を行い訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ（デイケア）等をご利用いただき在宅復帰後のサポートも担っていきます。

　さらに、老健たちばなはレスパイト（ご家族の休憩）入所も含めた短期入所療養介護(ショートステイ)にも力をいれていきます。

　時代とともに機能分化が進み、ニーズも変化している背景で、老健は地域包括ケアシステムの中でより重要な位置付けとなっています。

　その社会的役割・責務を果たせるよう、介護老人保健施設たちばなグループは在宅支援を中心として地域包括ケアの推進に力を入れていきます。